概要

千葉県は関東地方の南東部にある県です。昔の上総国・安房国・下総国から成り立っています。この3つは、房総三国とも呼ばれたりします。千葉県という名前の県ができたのは、1873年、明治6年のことになります。そして合併や移管などを繰り返して、現在の千葉県の形に落ちついたのは、1899年の事でした。

千葉県は三方向を海に囲われています。県のほとんどが房総半島に含まれているのが特徴です。また地形としては起伏が少ないのが特徴です。北部は関東平野の一部を構成しており、海岸や河川に沿った低地、そして下総台地から構成されています。一方で南部は丘陵地帯となっており、鋸山や鹿野山は観光地化もされており人気のスポットとなっています。千葉県で最も高い山は愛宕山です。標高は408メートルとそこまで高くなく、全ての都道府県のうちで、最高点が最も低いという特徴があります。

平地の割合が大きいため、人が住むのに適したエリアが広い事に加え、東京都に隣接して首都圏の一翼を担っていることから、昔から住宅開発が進んでいます。特に県北西部の人口密度は高くなっています。しかし一方で東部や中部、南部などでは多くの地域で人口が減っています。そのため一部の地域では過疎地域の指定をされている所もあります。

浦安から富津に至るまでの東京湾の沿岸には非常に広い埋め立て地が広がっています。このあたりは京葉工業地域の中枢となっており、コンビナートや製鉄所などもあります。さらに農業や漁業も盛んであり、産出額、総生産量ともに全国でも有数のレベルとなっています。県内総生産は20兆円近く、世界の過半数の国の国内総生産よりも大きな規模になっています。